今回は判官贔屓(ほうがんびいき)です。
弱者とか、かわいそうな人をひいきすることだね。判官ってなに?
日本が律令体制になってから出来た検非違使の尉のことで、ここで言う、判官は、九郎判官、と言われた、源義経の事です。
あ、義経で有名だとは思ってたけど、この言葉自体、義経の事なんだ。はんがんびいきとも読むよね?
そうですね。でも、四字熟語の場合、ほうがんびいきが一般的みたいです。
えこひいき、とはちがうの?
えこひいき、は、ただ気に入った方に肩入れするだけですから、判官贔屓は、弱者や、敗者に同情して肩入れする気持ち。
そうか、ぜんぜん違うな。
出典はわかりません。