今回は一家眷属(いっかけんぞく)です。
家族や血縁者、又は部下や家臣のこと、です。
一家は判るけど、眷属(けんぞく)?
仏教用語なんです。仏や菩薩の両側にいる脇侍(わきじ・きょうじ)の事です。
やっぱり、神様とかも上下関係があるんだね。部下A,Bみたいな。
それが社会と言うものですね、しかも仏教の発祥はインドですから、強烈な身分社会ですからね。
一家眷族って書くこともありますね。
妻子眷属(さいしけんぞく)って言うのも聞いたことあるな。
調べてみると、その場合は、妻、子供、親族を意味するみたいです。
眷属に部下の意味があるのに?
それを言ったら、眷族だけで意味は通りますからね、一家も妻子も無くてもだいたい同じ意味ですよ。
言葉って、だから、時代で意味が変るのかね、イメージが膨らんじゃう。
強調する時、四字熟語にする、というような部分もありますよね。同じ意味をくり返すのが多いですし。
出典はわかりません。