かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

大同団結(だいどうだんけつ)

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f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 今回は大同団結(だいどうだんけつ)です。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain いくつもの、団体や人が一つの目的に向かって力を合わせること、です。政治の世界などで、よくあることですね。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain 大同って、だいたい同じってこと?大同思想ってあるよね?

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 孔子ですね、「礼記」の言葉です。大同団結とは違いますね、大同思想と言うのは、人々が争うことなく、おのおの適切な役割を与えられ、私利私欲の無い、公平な世の中のことで、一言で言えばユートピア思想ですね。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain それは、実現できないでしょ、自分の能力にあった役目でも、ほかのヒトに従いたくない、って思う人が必ず出てくるもの。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 言いかえれば、それをガマンするのが理想の世の中だと、孔子は考えたわけですね。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain そうか、争いが無い、というのは誰かにガマンを強いることなんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 大同団結(だいどうだんけつ)の大同は、小さい違いは気にせず力を合わせることですから。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain 混同すると判らなくなっちゃうかな、でも、孔子の大同も、小さいことは気にせず、全体を考えろ、と言う意味では同じじゃない?

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain なるほど、そうも考えられるかもしれませんね。でも、そういう手法をつかうと、色んな言葉を同じ意味に出来てしまうので、学問上の分類は、ある程度頭に入れておきたいですね。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain なるほど、たしかに。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 出典はわかりません。