今回は漁夫之利(ぎょふのり)です。
二者が争っているスキをついて第三者が利益を奪う、ことだね。
そうです。無駄な争いは良くない。という言葉ですね。
無駄な争いをするから、スキが生まれるから、狙われる、というようなニュアンスもありますね。
ハマグリを食べようとした、鳥に食べられまいとハマグリは、鳥のくちばしをカラではさんで必死に争っていたら、横を通った漁師が、ハマグリと鳥をいっぺんに手に入れた。って話だよね。
それって、無駄な争いじゃないよね。仕方ないよね。
まあ、そうですけど、元は中国の王様が近くの国を攻めようとしたのを止めるために部下が言った例え話です。
出典は「戦国策」です。