今回は鎧袖一触(がいしゅういっしょく)です。
すごいカッコイイ響きだ!!強そう!!
そのとおりです、もう、超、強すぎて、鎧の袖に少し触っただけで簡単に相手を倒す、ってことです。圧倒的に簡単に相手を倒すこと、です。
つよっ!!もう勝負にならないほどだ。
源頼朝、義経の叔父の源為朝(みなもとのためとも)が、平清盛なんて楽勝だ!と言う意味で言った、と日本外史に残っています。
源為朝って、超強いヒトだよね、じゃあ、自信があるときに、楽勝だよ!って言う意味で使えばいいんだね。
そうですね、でも、弱い敵に簡単に勝つ、と言う意味のみを書いている本もあるんですよ。
そうなんだよね、本によって違うんだよね。それじゃあ、もう違う意味だよね。
やっぱり言葉は、変化していくものですから、そして、たくさんの意味がある場合、全部書けない場合も有ります。だから、意味を、自分で考えて使いたいですね、言葉の選び方や、受け取り方、と言うのは、人間の性格の一部ですからね。
鎧袖一触は、源為朝の使い方だと、勇者が勇ましさを発揮してる感じだよね。
そうやって自分なりに考えるきっかけを作りたいのがこのブログの目的の一つでもありますから。出典を知るとまた印象も変りますからね。言葉というものは、上手に受け取って、上手に使いたいですね。
出典は「日本外史」でした。