今回は依流平進(いりゅうへいしん)です。
年齢や入社した順番に昇進すること。
年功序列(ねんこうじょれつ)だ。
まあ、そうですね。儒教や仏教的な考え方ですよね。そのままがいい、みたいな。
でも、それじゃあ、頑張る意味が無いんじゃない。
頑張って能力がある人が昇進しても、妬まれるでしょ。結局、頑張っても報われない場所は何をやっても報われないんですよ。
場所かー。
平等をうたう社会主義は生産性が低い、などと言われて社会主義をやめる国が多いですが、必ずその時代を懐かしむ人が大量に出て来ますよ。
ま、言われてみれば、あんまり頑張りたくないもんな。依流平進(いりゅうへいしん)もいいかな。
出典は「南史」でした。