今回は光禄池台(こうろくちだい)です。
すごく立派な家のことです。
この字で?
光禄(こうろく)は、高い位の役職で、池台(ちだい)は池の中、または池のそばに建てられた高い建物のことです。
聞くからに立派じゃん。
まー、うらやましい。
この言葉は詩の中に出てくるのですが、大変立派な建物だけど、その持ち主が病気になってからは人もすっかり来なくなっちゃったね、という様な感じです。
あら、寂しい感じなんだ。
建物の立派さがかえって寂しさを醸し出すような雰囲気ですよ。
でも「光禄池台(こうろくちだい)」は、立派な建物、ってことなんだね。
そういうことです。
出典は劉廷芝の詩「代悲白頭翁」でした。