今回は寸草春暉(すんそうしゅんき)です。
親の恩は大変大きく、子がいくら努力しても返しきることは出来ない。と言うことです。
良い言葉だね。
でも寸草春暉(すんそうしゅんき)でなんでそうなるの?
「寸草」は、短い草で「春暉」は春の太陽です、母の愛も意味します。
草は太陽のおかげで育つけど、確かに草は太陽のために何かを出来ないね。
この言葉は、中国の唐の時代の詩人で孟郊(もうこう)と言います。彼は不遇の人で、50歳の時に三度目の科挙でやっと合格し進士になりました。
苦労をして親に心配をかけて、よけいに、こう言う気持ちになったんでしょう。
親はありがたいもんだねぇ。
出典は孟郊の詩「遊子吟」でした。