かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

寸草春暉(すんそうしゅんき)

f:id:KAERUSAN:20180211230639j:plain

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 今回は寸草春暉(すんそうしゅんき)です。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 親の恩は大変大きく、子がいくら努力しても返しきることは出来ない。と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182049g:plain 良い言葉だね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181946g:plain でも寸草春暉(すんそうしゅんき)でなんでそうなるの?

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain 「寸草」は、短い草で「春暉」は春の太陽です、母の愛も意味します。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182049g:plain 草は太陽のおかげで育つけど、確かに草は太陽のために何かを出来ないね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183027g:plain この言葉は、中国の唐の時代の詩人で孟郊(もうこう)と言います。彼は不遇の人で、50歳の時に三度目の科挙でやっと合格し進士になりました。

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain 苦労をして親に心配をかけて、よけいに、こう言う気持ちになったんでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182049g:plain 親はありがたいもんだねぇ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 出典は孟郊の詩「遊子吟」でした。