今回は泰山圧卵(たいざんあつらん)です。
大きな力差で圧倒すること、物事を簡単に成し遂げること、などを意味します。
大きな山で卵を潰す、ってことかな。
まあ、そういうことです。
でも、卵の方を山にぶつけないといけないよね、山は動かせないから。
この言葉は、あちらこちらに出てきます、判りやすい比喩ですし意味で考えれば出典の特定は難しいです。
「圧」は「壓」とも書きます、「泰山壓卵」と出て来るのは「晋書」です。
「後漢書」には 太山破鶏子 と出ています。「鶏子」は鶏、鶏の卵、ひよこ、などを指しますから同じ意味です。「太山」=「泰山」です。
なんだかどれでもいいや。