今回は縮頸駭汗(しゅっけいがいかん)です。
首を縮めて冷や汗をかく、ということで、びくびくして縮こまっている様子です。
ビビッておとなしくしているってことだね。
こんなに難しい字を書いてそんな意味か。
「駭」ってあんまり使わないかな。
おどろく、おどろかす、みだれる、などの意味があります。
この言葉は探してみたのですが「明(みん)」の時代の羅倫の「宋丞相文信國公祠堂記」にあります。
「宋(そう)」の時代の大臣や軍人などが「元(げん)」の軍にビビってた部分の言葉が「縮頸駭汗(しゅっけいがいかん)」です。その中でも、勇敢な文天祥(ぶんてんしょう)が、軍を集めて朝廷を助けるために立ち上がった話です。
まあ、「元」は強かったから仕方ないね。
え、きちんと判ってるんじゃないの。
いや、出典かどうかは判りませんでした。
あ、もとからあった言葉かもしれないんだね。
とにかく、とてもビビってる、ってことだ。