今回は輜則失本(しそくしつほん)です。
浮ついた軽い気持ちでいると元を失ってしまう、ということです。
どっしりとした安定した気持ちを持つことの大切さを述べる文章の中で、軽いことを戒める言葉として「輜則失本(しそくしつほん)」が使われています。
でも柔軟性も必要じゃない?
それは必要です、でも、慌てないからこその柔軟性とも言えます。
「軽い」というのは浮ついた、信念の無い損得勘定などのことを言っているのです。
なるほどね。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。