今回は面壁九年(めんぺきくねん)です。
1つのことをわき目も振らず続けてやり遂げること、1つのことをわき目も振らず続けて取り組むこと。
もう、九年って言うのがイヤだわ。
これは中国の少林寺で悟りを開いたと言う、達磨(だるま)大師が壁に向かって9年壁に向かって座り続けた話が元になっています。
だるまって、だるまさんの?少林寺なの!強いの!
そうです、あの置物のだるまの元になった人です、とは言え実在を疑う説もありますが、禅宗の祖と言われています。
いなかったの?
いたと思われています、しかし、エピソードが怪しいものが多いです。
少林寺なのに、ずっと座ってたら筋力が落ちちゃうじゃん。弱くなっちゃうじゃん。
少林寺は道場じゃありません、お寺ですから、9年も黙って座ってたら大したもんでしょ。
でもさ、少林寺は強くあって欲しいのよ。
年がバレますよ。
出典は「景徳伝灯録」でした。