今回は抱薪救火(ほうしんきゅうか)です。
お、なんかカッコイイ感じじゃない?
いや、カッコ良くないんです。
薪をかかえて、火を消しに行く。ということです。
良く燃えちゃうじゃないさ。
そうなんです。害を取り除こうとして、かえって傷口を拡げるような愚かな行為のことです。
そりゃあ、だめだな。
ヒトに、ダメに決まってるだろ、って言う時につかうんだね。
ただ、明らかに愚かなことだ、みたいな意味で使われていますから、あまり人に使うのはオススメしにくいです。
出典は「淮南子」でした。