今回は勧百諷一(かんぴゃくふういつ)です。
害はあっても益の無いこと。百の贅沢を褒めて、一、さりげなく遠回しに風刺する、批判する、という様な意味です。
いいじゃない、そういうソフトな感じで注意するのがいいよね。
でも、それじゃ効果無いじゃないですか。
どっちにしても、人に言われなきゃ直らないことは直らないよ。
余計なお世話だから。
どうしても言いたければ本人に判らないようにそっと言ってくれれば気付きたくなったら気付くから。
まあ、確かに忠告は求められない限りあまり意味が無いですよね。
「諷(ふう)」ってあんまり使わないけども。
そらんじる、ほのめかす、などの意味があります。「諷刺(ふうし)」って言いますよね。
なるほど「風刺(ふうし)」が一般的だけどそういう書き方もあるのか。
出典は「漢書」でした。