今回は地雷復(ちらいふく)です。
易の六十四卦の一つです。冬のイメージで。これから少しづつ春に向かって行くイメージの卦です。まだまだ勢いは弱く慎重であるべきですが、良くなっていくイメージです。
内面を表す下三本の「内卦(ないか)」が雷のイメージの「震(しん)」、西洋占星術では、活力、自分の殻を破る、「火星」で、行動や外面を示す、上三本の「外卦(がいか)」が地のイメージの「坤(こん)」、西洋占星術では結果、感覚の「マルクト」のイメージだね。
心に秘めたイメージは「雷」ですから大きなエネルギーがあり一気に外に出ていきたいですが、上を地面が押さえているイメージです。
冬に地面の下で種が春に芽吹くのを待っている感じです。
元気いっぱい、ってわけじゃないのか。
エネルギー、気が回「復」しだすイメージなのです。
なるほど。
出典は「易経」でした。