今回は大政奉還(たいせいほうかん)です。
1867年徳川幕府が、朝廷に政権を返上したこと、です。
もう、いらねーや、って返したんだよね。
いや、本気で返した、と言うより、とりあえず返すことで徳川は政権に残ろうとしたような感じです。
でも結局、戦争になって徳川は全く政権に残れなかったんだね。
それが戊辰(ぼしん)戦争ですね。武力で奪い取らないと徳川が残ってしまいますから、政権を返上したとは言え徳川慶喜は800万石の大大名でつぶさないと薩摩、長州の両藩は安心出来なかったでしょう。
政権を返して何とかなる、と思ったのは相当甘かったでしょうね。どうしたって薩摩、長州には武力で潰す以外選択肢は無かったでしょう。
とは言え、明治政府の最初の内閣には元幕臣の榎本武揚が逓信(ていしん)省の大臣に名を連ねています。
戊辰戦争で最後まで五稜郭で戦った人か。
今でも総理大臣は長州藩出身の人が多いですね。岸、佐藤、安倍さんなどですね。
出典は判りません。