今回は抛磚引玉(ほうせんいんぎょく)です。
小さな被害で大きな成果をあげることです。
字が難しいなぁ。
確かに。「磚(レンガ)を抛(な)げて玉を引く」と言うことで、わずかな被害で大きな成果をあげることで、実際には囮(おとり)作戦が出典です。
城にこもる相手をおびき寄せる為に、兵士に、きこりの格好をさせ、敵を挑発させて、きこりの格好をした兵士が捕まってもそれを続けました。
小さな被害って、兵士じゃん…。
それで、逃げるきこりを油断して追いかけてきた敵を待ち伏せて一気に倒したお話です。
油断させておびき寄せたんだ。そして敵をやっつけた、それを宝物の「玉」と言っているんだ。
そういうことです。
兵法三十六計の言葉です。