今回は暗中模索(あんちゅうもさく)です。
手がかりを作るためにいろいろ試してみること。 暗闇で手探りで探すこと。
元々は、有能だが人の名前を覚えない人に、その傲慢さを諌めて、「素晴しい有名人に会ったら、暗闇を探ってでも知り合いになろうとするだろう」と言ったのが始めです。
人の名前なんて、頑張っても覚えられなかったり、うっかりとかあるでしょ!傲慢とか言うんじゃありません。あと、どうでもいいヤツは忘れるのは仕方ない。
暗闇で手探りの意味では、あんまり使わないよね。暗中模索じゃなくて手探り、って言うよね。
四字熟語としては、手がかりを得る為に試行錯誤すること、が一番しっくり来ますね。
暗中模索はもとは暗中「摸」索でしたが、今は暗中模索と書くことが多いですね。どっちも正しいです。
出典は「隋唐嘉話(ずいとうかわ)」でした。