今回は涸轍鮒魚(こてつのふぎょ)です。
緊急の大ピンチのことです。
どういうこと?
「涸」はかれる、「轍」は車輪のあとです、車輪のあとの水溜りにいる魚が水が涸れそうだから助けてください、と頼んできたのでじゃあ、後で持ってきてあげる、と言ったら、今すぐじゃないと死んでしまう!と怒ったと言う話です。
それは、そんな車輪のあとの水溜りに棲み続けることを考え直した方がいいね。
まあ、そうなんですけどね。
荘子(そうじ)が米を借りに行った時に、今度お金が入るからその時にお金を貸します、って言われた時にした例え話ということです。
なるほど、そういう気持ちね。
出典は「荘子」でした。