かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

深淵薄氷(しんえんはくひょう)

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f:id:KAERUSAN:20190328233856g:plain 今回は深淵薄氷(しんえんはくひょう)です。

 

f:id:KAERUSAN:20190328232129g:plain 慎重にことに望むこと、または、危険な状況です。

 

f:id:KAERUSAN:20190521155659g:plain 深い淵を目の前にしたように、薄い氷の上を歩く時のように、慎重に、ということだね。

 

f:id:KAERUSAN:20190521155615g:plain そうです、詩経にある「戦戦競競、如臨深淵、如履薄氷」と言う言葉から取った言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20190430201259g:plain 「戦戦競競」とあることに注目で「競競」であって「恐恐」ではありませんから、冷静に慎重なイメージです、ビビッている、と言う感じではありません。

 

f:id:KAERUSAN:20190418192145g:plain でも、ビビッても仕方ないじゃん。深淵薄氷(しんえんはくひょう)だよ、危ないじゃん、って言うか慎重なら避けるよね。

 

f:id:KAERUSAN:20190328232129g:plain もともと慎重さを必要とする状況から、慎重なイメージを表現した言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20190328233856g:plain 転じて、そういう危険な状況にいる、ということも意味するようになったのです。

 

f:id:KAERUSAN:20190328233856g:plain 出典は「詩経」でした。