今回は蒼蠅驥尾(そうようきび)です。
立派な人についていくことで功名を得ること、です。
驥尾に付す、と言う言葉で「史記」に載っています。
蒼蠅驥尾(そうようきび)じゃないんだ。
同じ意味ですが、蒼蠅驥尾(そうようきび)としては日蓮(にちれん)の「立正安国論(りっしょうあんこくろん)」に出ています。
でも全く同じ意味なので出典は「史記」になっていることもございます。
まあ「史記」は有名だもんね。
蠅は遠くまでいけないけど、馬のしっぽにつかまっていれば、とても遠くまでいける、ということです。
ちょっとひどい言い方だね。
「史記」では孔子の弟子の顔淵(がんえん)は孔子の弟子だったから有名になった、と言う形で載っています。
痛いとこつくなぁ!
出典は「立正安国論(りっしょうあんこくろん)」でした。