今回は蘭桂騰芳(らんけいとうほう)です。
子孫が繁栄する、ということです。
なんか漢字もステキなイメージだな。
そうですね、元は竇儀(とうぎ)という人物と、その息子たちを称える馮道(ふうどう)の詩です。
霊椿一株老、丹桂五枝芳 と詠んでいます。
え、ちょっと違うじゃん。
蘭桂騰芳(らんけいとうほう)という言葉が直接出ているのは「幼学瓊林」です。
今では、子孫の繁栄の意味で使われます。
もとは本人も子供たちも素晴らしいってことだったんだ。
蘭と桂は、良い香りを出すこと、騰芳(とうほう)は親孝行などの意味です。
立派に育って親孝行、だから子孫繁栄かなるほど。
出典は「幼学瓊林」でした。