今回は雌雄異熟(しゆういじゅく)です。
植物が自家受粉にならないようにおしべとめしべの成熟期がずれていることです。
成熟期がずれていないとダメなの?
いや「雌雄同熟(しゆうどうじゅく)」の植物もあるから「雌雄異熟(しゆういじゅく)」という呼び名があるわけです。
なるほど。
「雌雄異熟(しゆういじゅく)」でも、「雄性異熟」と「雌性異熟」の両方があります。
なるほど、色々あるんだね。
「自家受粉」は、上手く行く可能性が高まりますが、遺伝子の多様性が下がってしまいます。
要するに、「雌雄異熟(しゆういじゅく)」だと、その逆か。
そうです、「他家受粉」と言います、虫などに任せて受粉します、「他家受粉」をする一つの仕組みが「雌雄異熟(しゆういじゅく)」です。
と、言うことは他にもあるのか。
同じ花の花粉が柱頭についても受粉しない「自家不和合性」や、構造上接しにくい位置にある「雌雄離熟(しゆうりじゅく)」など他にもいろいろあります。
へー。