今回は神機妙算(しんきみょうさん)です。
神がかったはかりごと、計略のことです。
神がかった戦略って?
似たような言葉はたくさんあるのですが、この言葉は「三国演義」の有名なシーンでよく使われます。
208年の「赤壁の戦い」で諸葛亮が曹操軍をだまして10万本の弓矢を奪うシーンです。
なるほど、そういうイメージが神機妙算(しんきみょうさん)なのか。誰も思いつかないような計略ってことだね。
弓矢を調達することを命じた周瑜も、諸葛亮を陥れるために命じたのに、諸葛亮は藁人形をいっぱい乗せた船を曹操軍に近づけて弓矢を放たせて10万本の矢を用意しちゃうんだよね。
そういうことです。「神機妙算(しんきみょうさん)」と言えばこのシーンです。
へー。
出典は徽宗皇帝「念奴嬌」でした。