
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「震為雷 二爻 象伝」です。

「二爻」は「震來厲 億喪貝 躋于九陵 勿逐 七日得」しんきたるにあやうし おおいにばいをうしない きゅうりょうにのぼる おうことなかれしちじつにしてう。
象伝では「象曰 震來厲 乘剛也」しょういわく しんのきたるときあやうしとは ごうにのればなり。
「震為雷 二爻」は「初爻」に比しています。しかし「三爻」に比せず「五爻」に応じていません。
何で「初爻」とは比してるし、「二爻」は「陰位に陰」なのに、どこが良くないの?
「初爻」は「陽位に陽」で力強く、物が動き始めます。「二爻」は、その続きであり、上には繋がっていないですよね。
なるほど、先が見えないけど、もう始まっちゃっている感じか。
しかし「二爻」は、失っても七日で帰ってくる。といっています。
どうして帰ってくるの?
一生懸命やって能力が高まれば、元は取れるというイメージです。始めないで時間ばかり過ぎることの方が問題な訳です。
なるほど。最初はリスクも受け入れないと物事は始められないものね。
そして卦の骨格を見る「互卦」を見ても「震為雷」の「二・三・四爻」を下互卦、「三・四・五爻」を上互卦とし、合成すれば「互卦」が出ます。「震為雷」の「互卦」は「水山蹇」です。
「互卦」が「水山蹇」だから、やっぱり話は簡単には進まないんだね。
そういうことです。それでも自分を信じてこそ、人は成長できるのです。


