今回は飲灰洗胃(いんかいせんい)です。
心から悔いることの比喩です。
灰を飲むの?
植物の灰は昔は洗剤として使ったのです。要するに「洗剤で胃の中を洗う」という意味です。心を内側から洗浄してきれいにする、という比喩です。
内臓を洗う、というほど「私は心が腐ってました」って認めてるから、心から悔いる感じなのね。
そうです。改心しました、って感じの時に使うのですが「改心いたします。」で良い気も致します。
まあね、伝わんないもんね。
この言葉の意味としては「晋書」に出ていますが、言葉のまま書いてあるのは「南史」です。
出典は「南史」でした。