かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

飲灰洗胃(いんかいせんい)

飲灰洗胃

 今回は飲灰洗胃(いんかいせんい)です。

 

 心から悔いることの比喩です。

 

 灰を飲むの?

 

 植物の灰は昔は洗剤として使ったのです。要するに「洗剤で胃の中を洗う」という意味です。心を内側から洗浄してきれいにする、という比喩です。

 

 内臓を洗う、というほど「私は心が腐ってました」って認めてるから、心から悔いる感じなのね。

 

 そうです。改心しました、って感じの時に使うのですが「改心いたします。」で良い気も致します。

 

 まあね、伝わんないもんね。

 

 この言葉の意味としては「晋書」に出ていますが、言葉のまま書いてあるのは「南史」です。

 

 出典は「南史」でした。