今回は知止不殆(ちしふたい)です。
一般的には知足不辱 知止不殆(ちそくふじょく ちしふたい)で知られています。
足るを知れば辱められず、止まるを知れば危うからず、って事かな。
さすが、その通りです。もっと、もっと、と言ってもキリが無いし、ほどよい所で、満足をすることの大切さを言った言葉です。
がんばらなくてイイって事?
ちがいます。がんばらなくては、すぐにダメになってしまいます。やりすぎも落とし穴があるって事ですね。欲望に飲み込まれては、いつまでたっても満足は訪れないですからね。
がんばりすぎて体をこわしたら、大変ですからね。でも、全然がんばらなくてもいい、と言う意味ではありません。
ちぇ!いいわけにいい言葉かと思ったのに。
出典は「老子」でした。