今回は一水四見(いっすいしけん)です。
同じものでも見る人によって違うものに見えるということです。
どういうこと?
例えば「水」は、人には水に見えますし、魚には棲家に見えます。
あ、なるほど。
そして餓鬼には血の混じった膿に見えますし、飲もうとすると火に見えます。
血の混じった膿を飲もうとするとは。
そして天人には美しい宝石や美しいガラスのように見える、ということです。
え!?飲めない感じだけどいいのかな?
まあ、単なる水が美しく見える、って言いたいんでしょう。
いや、水は普通の人にも美しく見えるでしょ。川とか海とか。
まあ、仏教用語ですから。
まあ、見え方は人それぞれってことか。
そうそう、そんな意味です。