今回は柳暗花明(りゅうあんかめい)です。
柳が茂って、花が咲いている、美しい風景。転じて色町のことなども指します。
柳が暗い、っていうのは茂ってるから暗いのね。
そうです。
そして花は明るく咲いているのね、きれいな感じだね。
この言葉の出典は、南宋の時代の詩人の陸游(りくゆう)をよく見かけます。
しかし、もっと前の唐の時代に王維(おうい)の詩に 柳暗百花明 とあります。
じゃあ、どっちでもいいかな。
ですから王維(おうい)が出典となっているものもあります。
まあ、どっちも有名人だよね。王維(おうい)の方が古いね。
でも、唐の時代の王維よりちょっと後の生まれの武元衡(ぶげんこう)の詩にも 柳暗花明 とあります。
よし、もう誰でもいいや!