今回は一触即発(いっしょくそくはつ)です。
何かが起こったら大変なことになりそうな緊張した状態のこと、です。
ちょっと大げさな感じだけど、文字のまんまだね。
そうですね、出典は「原生堂記」というのですが、書いたヒトは、李開先(りかいせん)というヒトで、お役人だったのですが、詩や、舞台のお話を書きました。
あーだからか。なんか派手な演出を感じる言葉だよね。
有名な「金瓶梅(きんぺいばい)」の作者は不明というのが定説ですが、文章内に、李開先(りかいせん)の文章がそのまま使われている、という理由で、もしかしたら、「金瓶梅」の作者かも、と言われています。
「金瓶梅」って「水滸伝」のスピンオフでしょ?読んだこと無いけど。
とはいえ、健全な青少年育成の見地からお勧め出来ない内容ですから、虎殺しの武松(ぶしょう)がよっぽど好きなヒトは読めば良いんじゃないでしょうか。
なんだ、戦わないのか、じゃあ、いいや。
出典は「原生堂記」でした。