今回は一長一短(いっちょういったん)です。
良い所も悪い所もある、と言うこと。どんなものにも、良い所も悪い所もある、と言う意味合いで使うのが普通です。
なんでも、一長一短だよ、とか言うよね。
そうですね。平安時代初期の漢詩集「凌雲集(りょううんしゅう)」に書いてあります。
漢詩か、でも、日本なんだね。
藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)という人物の漢詩です。「凌雲集」は平安時代初期の勅撰漢詩集です。藤原冬嗣は、温厚な人物だったそうです。
平安初期か、中国との関わりも重要な時代だ。
そうですね、勅撰の漢詩集ですからね、嵯峨天皇の勅命で作ったそうです。
出典は「凌雲集」でした。