今回は千秋万古(せんしゅうばんこ)です。
ものすごく長い時間のこと、永遠なども意味します。
千の秋で、千年。万古は、遠い昔、永遠の時みたいなイメージだね。
人間にとっては千年も永遠も同じとも言えるけど、考古学的には大違いだね。
そうですね、数千年前、って言うと新しいイメージもあります。
歴史の話をしていると平安時代なども同じように思いますが、最初と最後ではずいぶん違います。
400年位あるもんね。もう最初のころに生まれた人は途中でいなくなってるよね。
結構長いです。
千の秋っていうのも少し大げさだよね。
いや、なかなか風情がある表現だと思いますけど。
中国の歴史書などでよく使われる「春秋(しゅんじゅう)」というのもナカナカ好きな表現です。
春と秋で時の流れを表現しているんだね。
千年前、って言うとちょうど平安時代ですから、理解できない長さではないですよ。
藤原氏が威張ってた時代だ。
藤原氏なんて最近まで有力者だったわけですからね。
総理大臣の近衛文麿(このえふみまろ)か、そういえばそうだな。
ま、時は過ぎてしまえばあっという間ですよ。
考えようだね。