今回は予且之患(よしょのかん)です。
貴人が出歩いていて正体を隠しているゆえに不幸に遭うことです。
どういうことなの?
白い竜が魚に化けて泳いでいたら漁師(予且(よしょ)漁師の名前)に射止められてしまったというお話で、呉の国の伍子胥(ごししょ)と言う人物が呉王がお忍びで出かけようとしたことを諫めたお話がもとになっています。
なるほど、それで貴人がお忍びで出かけて不幸になる、ってことなのか。
この「予且之患(よしょのかん)」という言葉は「白竜魚服(はくりゅうぎょふく)」という同じ意味の言葉がありまして、そっちの方が有名です、その言葉は「説苑」に出ています。
へー。