今回は二重敬語(にじゅうけいご)です。
同じ種類の敬語を重ねて使うことで、一般的には誤った用法と言うことになっています。
一般的には?二重敬語(にじゅうけいご)は間違いでしょう?!
でも「お伺いする」とか言いません?
言うよ、何で?
「お~する」は謙譲語(けんじょうご)、「伺う」も謙譲語(けんじょうご)ですよ。
アレ?そうか同じ種類が一緒だ、でもみんな使っているよね?
なんか、「伺います」だけだとビミョウな感じしちゃうのよ。
まあ、そこは人それぞれですね、でも「伺います」は正しい日本語ですから遠慮すること無く使って問題ないですよ。
要するに定着している「二重敬語(にじゅうけいご)」もあるんです。
えー!じゃあ、使って良いのもあるし、良くないのもあるのか。
どうやって線引きするの?
人によりますね。許さない人もいますし、どうでもいい人もいますし、心がこもっていればOKって言う人もいます。
言葉と言うモノは、ドンドンていねいにしようと言う力が働きますから、マニュアル敬語のようなモノも生まれちゃうんですよね。
マニュアル敬語?
接客業などで使う、形どおりの礼儀を教えようとして使う敬語で、間違いとされる使い方がたくさんあります。
例えば?
ファミリーレストランなどの「ご注文のお品はお揃いになりましたでしょうか」とかですね。
変かな?
「お揃いになる」は尊敬語です。ですから「ご注文の品」が尊敬の対象になってますよね。
じゃあ、にわとりさんは尊敬されてなかったのか!ショック!
いや、いや、店員さんはにわとりさんのために言ってますよ、ただ使い方が間違っているだけです。
じゃあ、いいや☆