今回は以逸待労(いいつたいろう)です。
戦いでは、自らは、ゆとりを持ち、敵には疲労させる、ということで、主導権を握ることの大切さを言った言葉です。
労を待つ、ってあるけど、相手に疲れさせる、ってことかな。
そういう視点が大切ということで、自分を有利にしてから戦う、と言うことですね。
やる気満々の敵とは戦うな、ということでもあります。
なるほど、その意味で、敵が疲れていて、自分が元気な時に戦うってことか。
卑怯だな!
いやいや、それほどでも。
ほめてないからね!
出典は「後漢記」でした。「兵法三十六計」にも取り扱われております。