かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

偃武修文(えんぶしゅうぶん)

f:id:KAERUSAN:20180422193539j:plain

 

f:id:KAERUSAN:20180407154520g:plain 今回は偃武修文(えんぶしゅうぶん)です。

 

f:id:KAERUSAN:20180407154520g:plain 平和な世の中。武を収め学問によって平和な世の中にすること。

 

f:id:KAERUSAN:20180407155707g:plain へー、大変よろしい言葉ですが、単語の意味が全く判らん。

 

f:id:KAERUSAN:20180407155814g:plain 偃武(えんぶ)は、武の使用をやめることです。

 

f:id:KAERUSAN:20180407161824g:plain へー、そうなんだ。「偃」ってどういう意味なの?

 

f:id:KAERUSAN:20180407161626g:plain 偃(ふ)す、偃(たお)れる、偃(やす)む、偃(かく)れるなんて使い方をします。

 

f:id:KAERUSAN:20180407160235g:plain 横になるような意味があるんだ。でも、偃武(えんぶ)って言葉使わないよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180407161019g:plain 日本だったら「元和偃武(げんなえんぶ)」ですね。

 

f:id:KAERUSAN:20180407161019g:plain 1615年江戸幕府が、大阪夏の陣の終了をもって平和を宣言し元号を「元和(げんな)」にしたことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180407162350g:plain そんなことしてたんだ。その後も天草四郎の島原の乱とかあったじゃん。

 

f:id:KAERUSAN:20180407161201g:plain 江戸幕府が望んだわけじゃないんで、まあ、応仁の乱以降の戦国時代が大阪夏の陣で終わったと言う言い方は出来るでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20180407161019g:plain で、「修文」は学問を修める、と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180407155707g:plain 学問を身につけ、武力使用をやめて、世の中が平和になる、大変よろしいですな。

 

f:id:KAERUSAN:20180407154520g:plain 出典は「書経」でした。