今回は円木警枕(えんぼくけいちん)です。
一生懸命勉強することです。
枕なのに?
熟睡しないように丸太に寝たんです。寝るとすぐ頭が落ちちゃいますから。
落ちても、そのまま寝ればいいじゃんさ。
勉強したくて、そんな枕使ってるのに寝ちゃうんですか?
だいたい枕用意してんじゃん。ちょっと寝る気じゃん。
いや、昔の中国のお話ですからお役人になる試験の「科挙」は本当にスゴイ競争率で、ぐっすり布団で寝ないで勉強したんです。
そんなにすごいの?
時代にもよりますが合格となると3000人に1人くらいでしょうか。
諦めなさい!もうゆっくり寝なさい!!
それ、いい考えかもしれないですね。
出典は「資治通鑑」でした。