今回は勁草之節(けいそうのせつ)です。
強い意志を持ち続けること、苦難に耐えて強い意志を持ち続けること。
草なのに?
いやいや、イソップ物語でも「大木と草」と言う話があります。大木は草をバカにしていましたが台風が来たら、風に逆らう大木は折れてしまい、風を受け流す草は無事に残ったって話です。
確かに台風の後に草がみんなちぎれることは無いけど、木は折れちゃうね。
「勁草」って?
「勁草」は風雪に耐える草のことです。気持ち、心の強いこと、を言います。
「勁」って?
強い、かたい、するどい、緊張感の有る、なんて感じです。
かたかったら、大木みたいに折れちゃうよ。
この場合は「強い」って言うのと「緊張感の有る」感じですね。
この「勁」って字使う?
強敵を勁敵(けいてき)なんて言いますね。
言わないよー。
強く素早いことを勁捷(けいしょう)って言いますね。
言わないよー、初めて聞いた。
ま、知らなくても困んないですけどね。
出典は判りません。