今回は千載一遇(せんざいいちぐう)です。
千年に一回のチャンス、そこから、もう二度とないような、めったに無いチャンスのことだね。
そうです、そのとおりです。
でさ、載って、のせる、って意味だよね、荷物を載せる、とか、文章を載せる、とか。
そうですね、あと、数字の単位でも有りますね、大きすぎて使いませんが、そして、千載一遇の載は、年って意味です。だから、千載=千年なんです。
昔の統一前の中国では、周の国では「年」、虞の国では「載」、殷の国では「祀」、を使っていたそうです。
じゃあ、ただ単に千載は千年なのか、スッキリだ。
チャンスはなかなか来ないよね。
チャンスは来ていても、準備と覚悟をしておかなくてはナカナカつかめませんよ。
出典は「文選」でした。