2021-10-14 古井無波(こせいむは) 詩人 今回は古井無波(こせいむは)です。 心が揺らがない、初心を忘れない、などの意味です。 この漢字で? そうです、古い井戸は枯れていて波が立たないですからね。 おお、なるほどね。 初心や誓い、というものは本当にすぐ忘れてしまうよね。 まあ、そうかもしれませんね。 水が無いから、波が立たない、は深いね。 そうですね、この言葉は 孟郊の詩「列女操」の言葉で 妾心井中水 と書かれています。 白居易(はくきょい)の詩「贈元稹」にも 無波古井水 と書いてあります。 へー。孟郊より白居易の方が近いな。