今回は古井無波(こせいむは)です。
心が揺らがない、初心を忘れない、などの意味です。
この漢字で?
そうです、古い井戸は枯れていて波が立たないですからね。
おお、なるほどね。
初心や誓い、というものは本当にすぐ忘れてしまうよね。
まあ、そうかもしれませんね。
水が無いから、波が立たない、は深いね。
そうですね、この言葉は 孟郊の詩「列女操」の言葉で 妾心井中水 と書かれています。
白居易(はくきょい)の詩「贈元稹」にも 無波古井水 と書いてあります。