今回は咳唾成珠(がいだせいじゅ)です。
ちょっとした一言などでも珠のように素晴しい、と言う、詩などの才能をほめる言葉、咳払いや、唾にいたるまで恐れられるほどの権力、勢いと言う意味、です。
2つの意味が全く違うじゃん。
言葉は同じなんですが、使った人が違う意味で使ったんですよ。
よく調べて使えよ。もー、だから同じ言葉に色々な意味が付いちゃうのか。
昔の人だと意味が増えて、今の人だと、間違えて使っている、って言われるのは納得行かんな。
時間が流れて定着したら、正解なんですよね。今も言葉は変わり続けていますからね。
それにしても、咳払い1つでビビるほどエライのは判るけど、唾(つば)ってなんだい?本当に唾かけちゃうの?
咳唾(がいだ)って言うのは、そのまま咳と唾と言う意味と、目上の人の言葉を指す意味があります。
へー。
出典は「後漢書」「晋書」でした。