かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

尋章摘句(じんしょうてきく)

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f:id:KAERUSAN:20200110142800g:plain 今回は尋章摘句(じんしょうてきく)です。

 

f:id:KAERUSAN:20200110142701g:plain 全体を見ないで細かい些細なことにこだわってしまうこと、です。

 

f:id:KAERUSAN:20200110141214g:plain 章を尋ね、句を摘む、ってことかな。

 

f:id:KAERUSAN:20200110144318g:plain そうです、詩では章は一段落、句は一区切りです。

 

f:id:KAERUSAN:20200110141803g:plain そういうこともあるかな。

 

f:id:KAERUSAN:20200110141947g:plain 相手の言った言葉の一つの単語をとって腹を立てたりすること、などはそうですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20200110132756g:plain ああ、本質じゃないけど、その言い方がイヤ、みたいな。

 

f:id:KAERUSAN:20200110144318g:plain ちなみに「三国志」の言葉で「三国演技」にも出てきます。

 

f:id:KAERUSAN:20200110142503g:plain どんな所に出てくるの?

 

f:id:KAERUSAN:20200110144318g:plain 呉(ご)の王である孫権(そんけん)が魏に使者を送った時に、魏の人が呉の使者に、孫権のことを聞いた時に「呉王(孫権のこと)は口先だけの学者のような尋章摘句(じんしょうてきく)なことは致しません」と言いました。

 

f:id:KAERUSAN:20200110144152g:plain まあ、そのままだと、悪口だから否定的に使うのか。

 

f:id:KAERUSAN:20200110144817g:plain まあ、あなたは尋章摘句(じんしょうてきく)だね。って言ってもいいのかな。

 

f:id:KAERUSAN:20200110144701g:plain あんまりいい使い方じゃないですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20200110142800g:plain 出典は「三国志」でした。