今回は小人殉財(しょうじんじゅんざい)です。
心の貧しいひと、心の未熟な人はお金に殉ずる、と言うことです。
じゃあ、心の豊かな人、成熟した人はどうするのよ?
名のために殉ずるのです。
そんなの個人の好みじゃんよ。
まあ、そうなんですけど、出典の「荘子」では「小人(しょうじん)」と「君子」という言葉で記されています。
ショボい人は「小人(しょうじん)」なんだ。チケット売り場とかにも「小人」って書いてあるけども、
それは「小人(しょうにん)」と読みます、子供などを指します。
あ、違うんだ。「大人」は「おとな」って書いてあるよね。
料金表などでは「大人(だいにん)」と読みます。大人を意味します。
へー、「おとな」って読んでた。
中国では「小人」は心の小さいひと、卑怯な人、のようなイメージです。
「君子」は立派な大人を指します。
出典は「荘子」でした。