今回は燃犀之明(ねんさいのめい)です。
本質を見抜く力があることを意味します。
ねんさい?
動物のサイの角を燃やした、と言うことです。
捕まるよ!
昔の話ですから。
暗い所でサイの角を燃やして怪物を探すお話が出典です。
何やねんそれ?
まあ、怪奇ものですよ。
へー。
「燃犀」と言う言葉の出典は「異苑(いえん)」です。
乃燃犀角而照之。須臾、見水族覆火 と出ています。
ですから燃犀之見(ねんさいのけん)という言葉もあります。
聞くからに同じ意味だな。
ちなみに同じ内容のお話が「晋書」にも出ています。
「晋書」の方が有名じゃん。
「晋書」の方が新しいんですよね。
へー。