今回は弄翰戯語(ろうかんぎご)です。
戯れ、気軽に書いた書、画。冗談などです。
「弄翰(ろうかん)」?
「弄」はもてあそぶ、「翰」は筆のことです。手紙、飛ぶこと、鳥の羽、やまどりのことです。
「翰」は鳥と筆なの?
昔は、鳥の羽から筆を作ったからです。
それで鳥と、筆なんだ。
今は鳥じゃないの?
馬や鹿、山羊などの動物が主ですが、現在も鳥も使います。
「弄翰(ろうかん)」の出典は晋の左思の「咏史」でした。
そこに「戯語」が付いてるんだね。