今回は怪力乱神(かいりょくらんしん)です。
不明瞭なあやしいこと、です。
怪力はあやしくないでしょ。
「怪」は、オカルト的なこと、「力」は、武勇伝です。「乱」は、道理の正しくないこと、「神」も、霊魂とか、まあオカルト的なことですね。
あー、武勇伝なんて、誰も見てないから盛ってるよね。するのはいいけど、聞くのはイヤだ。で、なんでそんなに、あやしいものを列挙したの?
孔子の考えで、君子は怪力乱神を語らない、ということだそうです。
あー、立派な人は、こういう、あやしいことは言わない、聞かない、語らない、ってことだね。
かえるさんも占い師なので、いい言葉だと思います。ですから、かえるさんが、性格のみで占うのはそういうことを考えるからです。
占いを使う時に大切なのは、疑う、信じない、そして根拠になっている性格分析に納得した時のみ、状況と性格を合わせて判断するのが大切だと思うんです。
出典は「論語」でした。