今回は斉紫敗素(せいしはいそ)です。
失敗を成功に、災いを福にかえる例えです。
へー、なんか字からは浮かばないな。
「敗素(はいそ)」は、使い古された白絹です。
それを昔の中国の「斉(せい)」と言う国で紫色に染めたものが大変もてはやされ流行ったことを言っているのです。
あー、それで「斉紫敗素(せいしはいそ)」なのね。
なんでも使いようなのね。それで流行って紫色の「斉紫(せいし)」はどの位で売れたの?
10倍位といわれています。
ぼったくりじゃん!!
今だって入れ物だけ立派とかそう言うものもあるでしょ、高い方がありがたい人もいるんですよ。
出典は「戦国策」でした。