今回は森羅万象(しんらばんしょう)です。
この世の全てのもの、全ての現象を意味します。
もう全部ってことだ、使うかい?コレ?
あんまり使わないですね。日本では神様は森羅万象、あらゆるものに宿り、八百万(やおよろず)の神と言います、みたいな。
それっぽいけど、今の文章、森羅万象抜いても成り立つよ。
でも、あった方がそれっぽいでしょ。
しんらまんぞう、しんらばんぞう、とも読むそうです。
まんぞう?誰やねん?
人名じゃなくても、そう読むんですが、実際、人名でもあります、江戸時代の蘭学者がそう名乗っていた人がいるそうです。
まんぞうは本当にいるんやね。
出典は「法句経」でした。