今回は死生有命(しせいゆうめい)です。
人の生死はどうにもならないものだ、ということです。
確かに、病気のようでも長生きする人もいるし判らないものだよね。
「死生(しせい)」は判るけど「有命(ゆうめい)」は?
命有り、要するに天が決めること、と言いたいわけです。
とはいえ、健康に気を付けて節制したり、安全を心がけることに意味が無いわけがありません。もちろん自分で寿命を縮めてしまう人もいる訳です。
何でそれを今言うの?
自分ではどうもならないから、好きなものを食べて好きなものを飲もう、みたいなことをいう気配を感じたんで。
言おうとしたけどさ。
出典は「論語」でした。
とはいえこの言葉は孔子の言葉ではなくお弟子さんの子夏(しか)の言葉です。
へー。