かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

渙然氷釈(かんぜんひょうしゃく)

渙然氷釈

 今回は渙然氷釈(かんぜんひょうしゃく)です。

 

 物事に執着しない、ことです。

 

 いいことなの?

 

 この言葉自体は、「老子」の言葉で、道を究めたものは氷が解けるようにさらっと忘れることが出来る、という意味でつかわれています。

 

 にわとりさんもこだわらない方だけど、何でもかんでもそうはいかないな。

 

 どうしたら、こだわらないでいられるの?

 

 例えば、今を大切にすることですかね。

 

 ふーん。それはそれで難しいや。

 

 この言葉は「老子」には 渙兮冰之将釋 と出ています。

 

 「春秋左史伝」には 渙然冰釋 と出ています。

 

 言葉の意味は「老子」で、文字通りなのは「春秋左史伝」なんだね。